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【2025年9月27日】3分以内の部コンペティション
映画祭2日目は、総合司会に大野ひろみさんを迎え、3分以内の部コンペティションから始まりました。今年はコンペティション19作品、学生特別上映の1作品とあわせて20作品を上映し、縦型の作品は4本、横長の作品が16本(内アニメが2本)でした。 各作品については紹介ページで確認していただくとして、当日会場に来られた監督たちのコメントをいくつかピックアップします。 『カスハラしてきた奴が働いていた』の狩野大志監督は 「普段スマホサイズの作品ばかり作っているので、こんな大画面で上映されて感激です」。 『「克己と希美」不思議な親子』の古新舜監督は 「ChatGPTで脚本を書いたらどうなるか実験した結果が本作品です」。 『せんのみち『ぽっかけみち』』の黒宮成美監督は 「普段はえんぴつで手書きしながら一人で作業しているので、こんなに大きな会場で大勢に観ていただけて嬉しいです」。 『コピペ』『半引きGメン』『告白キャンセル界隈』の3作品を監督した門田樹監督は 「3作品で9分間観ていただいてありがとうございます。あっ『コピペ』は2回観ていただいたから12分間か...
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【2025年9月28日】30分以内の部コンペティション
映画祭最終日は、30分以内の部コンペティションから始まりました。今年のコンペティション参加作品は9本。そしてコンペ対象外の特別上映作品2本の計11本が上映されました。 審査員には俳優の津田寛治さんをはじめ、映画監督の横浜聡子さん、深谷シネマ名誉館長竹石研二さんの3名。上映後の質疑応答では、9作品の監督や関係者との真剣な対話が行われました。 最初のブロックでは、乙木勇人監督の『ラストオーダー』、藤森圭太郎監督の『川面に聴く』、乾拓歩監督の『アナログ坊やとおたずね老婆』、佐飛実弥監督の『あわい』の4作品を上映。上映後に登壇した監督たちに、審査員からの熱い質問が飛び交いました。 津田さんは、10分間1ショットの撮影に挑戦した『ラストオーダー』の乙木監督から「撮影場所が3時間しか使えなかったので、準備を含めて3テイクで撮りきりました」との回答にかなり驚かれていました。 横浜さんは、『川面に聴く』の高校生たちに熱いエールを送りつつ、地元の高校生たちとのワークショップ作品であることに感心。 かつて児童映画の製作をしてきた竹石さんは、『アナログ坊やとおたずね老
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【2025年9月27日】60分以上の部 未発表作品『優しいらしい。僕は、』
今年の60分以上の部は、山崎立樹監督の未発表作品『優しいらしい。僕は、』が上映されました。 大学の自己分析の課題として日記を書くことになった学生たちの中で、一人だけ書けない男がいた。“自分らしさ”が分からない瑛太(山崎立樹)は、取りあえず、自分に熱い眼差しを送る下級生ミク(二階堂未来)と付き合ってみることにするが、「思ってたのと違う」とあっさりフラれてしまう。そのことを日記に書いてゴミ箱に捨てたせいで、同級生のかなる(松沢萌)からは自殺と間違われて、殴られる始末。ただ一人、良(我妻直弥)だけは、優しい奴だと言ってくれるが、一体本当の僕ってなんなの? 純粋で繊細な学生たちの日々をダイナミックに描いた青春群像劇で、特に他人に合わせて自分を装う瑛太を、複数の俳優が演じ分けることで、多重人格的な瑛太のペルソナを見事に視覚化した山崎監督の演出センスに驚かされます。スライムから鳥まで瑛太なのです。 上映終了後のトークショーに、山崎立樹監督と良役の我妻直弥さんと課題を出した先生役の西山真来さんが登壇。インタビューは大野ひろみさんが担当しました。...
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【2025年9月26日】『SUNRISE TO SUNSET』の上映とトークショー
殺人的な猛暑が過ぎ、ようやく秋らしい涼しさが戻ってきたと思ったら、まだまだ蒸し暑い残暑がつづく9月下旬。第5回SAITAMAなんとか映画祭が開催されました。今年は金曜から日曜まで3日間の開催です。 映画祭実行委員会会長:栗原俊明が開会を宣言。映画祭のスーバーバイザーを務める入江悠監督から「この映画祭から新しい才能が羽ばたくことを願っています」とのビデオメッセージをいただき、本日の招待作『SUNRISE TO SUNSET』の上映が始まりました。 茂木将監督のドキュメンタリー映画『SUNRISE TO SUNSET』は、今もリスペクトされ続ける伝説のロックバンドPay money To my Pain(以降PTP)の歩みとその影響力を、メンバーや関係者の証言をもとに検証。彼らの生きた時代、そしてその人生に深く斬り込んだファン必見の野心作です。 会場であるレイボックホールには、開場前から熱心なファンが詰めかけ、会場ロビーに設置された物販ブースで、Tシャツやキャップ、プログラムなど、公式グッズを買い求める姿が数多く見受けられました。...
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【2025年9月27日】招待作品『山中静夫氏の尊厳死』
今回審査員としても参加していただいた津田寛治さんと中村梅雀さんW主演した『山中静夫氏の尊厳死』が招待作品として上映されました。 村橋明郎監督の本作は、医師でもある芥川賞作家・南木佳士の同名小説を映画化したもので、東京から地元信州の病院に転院してきた末期ガン患者と担当医師との心の交流を描いたヒューマン・ドラマです。 「どうせ死ぬなら、生まれ育った故郷の山々を見ながら死にたい」という山中静夫氏(中村梅雀)。彼には、故郷の山に自ら手で墓を作るという秘めた思いがあったが、それは家族の理解を越えていた。山中氏の思いを察した今井俊行医師(津田寛治)は、彼の望みを叶えるために懸命にサポートを続けるが、彼もまた多くの死を看取ってきた心労の蓄積から鬱を発症。休養を余儀なくされるのだった。 山中氏の妻を高畑淳子さんが演じ、山中医師の妻を田中美里さんが演じていて、この熟年夫婦と壮年夫婦との対比を通して、家族・人生・死といった人間が避けて通れないテーマを深堀していく。撮影監督の高間賢治さんが切り撮った信州の風景が素晴らしく、人間の尊厳死という重いテーマを爽やかに描いた見
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![2025.10.01 [写真レポート]第5回SAITAMAなんとか映画祭](https://static.wixstatic.com/media/377b1f_a234369cb6c545b6a9ce193ab526efef~mv2.jpg/v1/fill/w_333,h_250,fp_0.50_0.50,q_30,blur_30,enc_avif,quality_auto/377b1f_a234369cb6c545b6a9ce193ab526efef~mv2.webp)
![2025.10.01 [写真レポート]第5回SAITAMAなんとか映画祭](https://static.wixstatic.com/media/377b1f_a234369cb6c545b6a9ce193ab526efef~mv2.jpg/v1/fill/w_312,h_234,fp_0.50_0.50,q_90,enc_avif,quality_auto/377b1f_a234369cb6c545b6a9ce193ab526efef~mv2.webp)
2025.10.01 [写真レポート]第5回SAITAMAなんとか映画祭
2025年9月28日、第5回SAITAMAなんとか映画祭は3日間に渡り開催をいたしました。 ここで紹介する公式写真はどれも、特別協賛である株式会社タムロン様よりレンズをお貸しいただき撮影されたものです。 このようなイベント撮影というジャンルでは、 ホール・ホワイエ・野外イベントといった光の条件が異なる三つの環境に加え、 被写体の数や動きが一定でない中での長時間にわたる撮影となりレンズ自体の重量も重要となってきます。ぜひこのような撮影の裏側も想像しながら併せてお楽しみくださいませ。 ・ 17-50mm F/4 Di III VXD[A068] ・ 70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2[A065] コンペティション受賞作品 『SUNRISE TO SUNSET』 3分以内の部 『優しいらしい。僕は、』 『山中静夫氏の尊厳死』 30分以内の部 30分以内の部 授賞式
10月1日


2025.9.29 第5回SAITAMAなんとか映画祭コンペティション 結果発表
各賞について 「第5回SAITAMAなんとか映画祭コンペティション」には4つの賞を設定。グランプリ、準グランプリ、俳優賞は審査員による審査により決定。観客賞については配信と会場での投票により決定いたしました。 ▶︎3分以内の部 ノミネート作品についてはこちら...
9月29日
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