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【2025年9月27日】3分以内の部コンペティション

  • nantokaff
  • 14 分前
  • 読了時間: 3分


映画祭2日目は、総合司会に大野ひろみさんを迎え、3分以内の部コンペティションから始まりました。今年はコンペティション19作品、学生特別上映の1作品とあわせて20作品を上映し、縦型の作品は4本、横長の作品が16本(内アニメが2本)でした。


各作品については紹介ページで確認していただくとして、当日会場に来られた監督たちのコメントをいくつかピックアップします。

『カスハラしてきた奴が働いていた』の狩野大志監督は

「普段スマホサイズの作品ばかり作っているので、こんな大画面で上映されて感激です」。

『「克己と希美」不思議な親子』の古新舜監督は

「ChatGPTで脚本を書いたらどうなるか実験した結果が本作品です」。

『せんのみち『ぽっかけみち』』の黒宮成美監督は

「普段はえんぴつで手書きしながら一人で作業しているので、こんなに大きな会場で大勢に観ていただけて嬉しいです」。

『コピペ』『半引きGメン』『告白キャンセル界隈』の3作品を監督した門田樹監督は

「3作品で9分間観ていただいてありがとうございます。あっ『コピペ』は2回観ていただいたから12分間か(注釈:実は20作品上映中に『コピペ』だけが途中で上映トラブルに見舞われたため2回上映をしました)。『コピペ』は今年の正月に撮影しました。残りの2作品はタイトルから思いついて撮りました」。

『Ring Pull』の阪本勇監督は

「自販機の数字が777になるショットは出るまで待つ覚悟で撮影に臨んだのですが、一発OKでした」。

『焦がれる深くて甘い沼』の吉田有佑監督は

「3分って思ってたより長くて見応えある時間なんだと再認識しました」。

『昇華』の黒田KC未来監督は

「今年スリにあってしまい、口惜しかったので作品作りで昇華しようとしたんですが、こんな大きな会場で大勢の方に観ていただいて、思った以上に昇華できました」と、

多くの監督や関係者の方々が一様に、自作を大スクリーンで大勢の観客に観ていただいたことに感謝していました。


当日作品を観た観客によるコンペティションの結果は、実行委員会会長:栗原俊明から発表されました。

「当映画祭が標榜しているものはユーモアです。応募された沢山の作品がユーモアに溢れていました。すでにノミネートされている時点で選ばれているわけなのですが、本日その中から1本だけが受賞というのはとても心苦しい。そこはご理解のほどよろしくお願いします」。


そして観客賞に選出されたのは、渡邊高章監督の『ははむすめ』でした。

渡邊監督は「映画祭には第1回、第2回と参加させていただきました。今回も参加できただけで嬉しいのですが、こうして舞台に立ててこんな賞までいただき、ありがとうございます。この作品は去年のお正月、いや年末に撮りました。僕も普段は普通に仕事しているので、正月休みを利用し、俳優さんを呼んで撮った作品です。こうして結果が出て、俳優さんの前で嬉しいです」と、登壇した2人の俳優さんに感謝の意を伝えていたのが印象的でした。

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